ブログ 2012.07.14

2012/07/14

 研究について

 午後から、臨床鍼灸医学研究会の勉強会に参加させて頂きました。
黒野保三先生の講義があり、生理学とは何か?研究とは何か?学問とは何か?について基本的な考え方を教えていただきました。生理学の基本は、疑問を常に持つこと、あらゆる方向にアンテナを張り巡らし、現象を的確に捉えなければいけない。また、生理学は理解することであり、決して覚えるものではないということを強調されました。

 現在、鍼刺激が自律神経機能に与える影響を研究しています。生理学の中の神経生理、自律神経の研究であります。名古屋は、黒野保三先生のお蔭で自律神経の研究を行うには大変恵まれた環境であるということを実感させられます。

 名古屋市立大学、名古屋大学環境医学研究所、愛知医科大学における自律神経の研究は、世界でもトップクラスの研究施設であり、研究者もトップクラスの先生であります。
名古屋市立大学大学院医学研究科教授の早野順一郎先生から、
研究論文は、
 ①世界で初めてである
 ②信頼に値する研究データ、
 ③臨床に役にたつこと
以上3つを網羅していなければならないと指導を頂きました。また、名古屋大学環境医学研究所教授の熊澤孝朗先生からは、研究をどんどん行い、現象を捉え、疑問を持ち、整理し、理解する頭を徹底して作りなさいと指導を頂きました。そのことを踏まえ、研究とは何か?という問いに、熊澤先生は、「研究とはやることだ」と強調されたことは今にも思い出されます。
まさしく、黒野保三先生と言われることが一緒であります。
今後、名古屋という地の利を最大限に生かしていけるように、研究に邁進していきたいと思います。

「聴聞するときは燃え立つばかり思えども、遠ざかりぬればすつる心あり」
とあるように、いくら良い話を聞いても、聞いたときは感動してやる気が出るけれども、時間が経つと、初心の心が失われていく。このようにならないように、常に人間性を高めていきたいと思います。

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